最近の幻塔

ver3.0九域アップデートで2.4のインニスに続いて素晴らしいオープンワールドを実装してくれた幻塔ですが
最近はスターレイルやブループロトコルなど新作の波に押され、なりを潜めていました。
中国発のゲームモデルは、サーバーをたくさん作りその中でプレイヤー達をランキング形式で競わせていくことで売り上げもサーバーの数だけ伸びるぞー、という目的で
やたらサーバーが乱立されているものが多く、幻塔もそのひとつでした。
突然の発表・・・!
しかしここにきて、唐突に運営がサーバーの大規模データ共有を予定していると発表。
これは・・・大事件!
今まで人口の少ない過疎サーバーを初期サーバーに統合するといった動きは何度かありましたが
これくらいの規模のゲーム運営がサーバーの根幹となっているシステムをこんなに大きく動かすことは、類まれなケースだと思います。
幻塔は大規模なゲーム
幻塔グローバルサーバー版の提供はHOTTA GAMESとテンセントという2つの組織から行われていることもあり、このような話が議題にのぼれば各所のエライ人たちがてんやわんやになって、簡単に下せるような決断ではなかったはずです。
しかし予定とはいえそれが通ったということは、エライ人が幻塔というゲームの特徴や、今後の展望がどうなるかを理解していてユーザー目線の判断を下せる人だったのかな、そうであって欲しいなあとか
いろいろ考えてしまいますが、なんにせよ
幻塔は開発の速度もそうですし、今回の様な思い切った方針転換ができる大規模組織とは思えない身の軽さといい
普通のゲーム会社とはひと味違うなと感じるし、毎回おどろかされます。
ブルプロを見て動いた?

ユーザーたちも驚きを隠せないものの、メガサーバー化と聞いて今後の展開に期待を寄せている人も多いのではないでしょうか。
直近では賛否両論、どちらかというと批難轟々のブループロトコルがメガサーバーでリリースされていますが、サーバー内であたりを見渡せばプレイヤーが常にたくさんいる状況で
MMOやオンラインゲームで人の多さを感じられることは本当に大きな要素だなと感じました。

幻塔は過去にも九域マップ限定で崖を登れるアルケー「疾行履」を突然実装しましたが、これは最近ベータテストをお披露目した『鳴潮』の中で壁や崖を登れる機能があったため、鳴潮の影響を受けて急遽実装されたのではないかという人もいます。
そのため今回の突然のメガサーバー化予定の発表も、直近のブルプロの影響をうけてのものなのではないかとちょっと考えたりしてしまいますよね。
実情は内部のエライ人たちにしかわからないでしょうし、これがいい方に転ぶか悪い方に転ぶかもわからない大きな賭けではありますが
幻塔のターニングポイントを作ってくれたかもしれないブルプロには感謝したい気分。
わんこそばの様にミニゲームイベントなどは流れてきますが、主要コンテンツが月1回・週1回の協力バトルなどソシャゲ寄りなので育てたキャラを活躍させる場が少ないと感じており、メガサーバー化と合わせてじっくり協力する楽しみを与えるMMOに寄せてくれれば人気出ると思うんだけどな・・・と独りごちるのでした。
まとめ

- 幻塔、大規模サーバー統合を発表
- 幻塔には他作品の良い要素を素早く取り入れる技術とスピードがある
- 幻塔の課題は、ひとつひとつのコンテンツのブラッシュアップ?
幻塔グローバル版がこれからどうなっていくか楽しみです。
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